メイド服姿で、ビラを配る女性=大阪市浪速区で2012年9月16日、望月亮一撮影(一部画像を加工しています) 大阪・日本橋の電気街「でんでんタウン」周辺で、風俗店まがいの接客をするメイド喫茶が問題化している。女性店員が特定の客を接待できる風俗営業の許可を取らずに、体を密着させる過剰なサービスを提供したり、店員が客とゲームをして高額な料金を請求したりする店も少なくない。「オタク」と呼ばれるアニメなどのキャラクターを好む男性が狙われているという。中学生を雇ったメイド喫茶も今月摘発された。地元の商店主らは「日本橋のイメージが悪くなる」と不安視する。 メイド喫茶が集まるのは、南海難波駅東側のでんでんタウンにある通称「オタロード」。「東のアキバ(東京・秋葉原)、西のポンバシ」と呼ばれ、オタクたちでにぎわう。路上ではフリルの付いた白いエプロン姿の少女らが大勢並び、店を案内するビラを配る姿が目立つ。 「メ
厚生労働省は30日、10年「社会保障を支える世代に関する意識等調査」結果を公表した。30〜39歳の男性の非正規労働者の未婚の割合は75.6%に達し、04年の前回(45.5%)より30ポイントも増加した。非正規労働者の経済的な不安定と、未婚化の進行が強く結びついている現状が明らかになった。 男性の未婚割合は30〜39歳では正規30.7%(前回25.4%)に対して非正規75.6%(同45.5%)。40〜49歳でも正規15.1%(同14.1%)、非正規45.7%(同25.3%)と正規・非正規の差が前回より大幅に拡大した。 一方、女性は正規の方が未婚割合が高く、30〜39歳で正規46.5%(同44.8%)、非正規22.4%(同13.0%)、40〜49歳は正規22.3%(同13.5%)、非正規6.3%(同7.1%)など。こちらは女性が働きながら結婚・子育てをする環境がなお十分ではない状況が反映してい
長野県須坂市の須坂市動物園で21日午前6時ごろ、フンボルトペンギンのヒナの脱走に出勤してきた職員が気付いた。同園によると、腕に付けた判別用のタグなどから、今月12、14日も脱走したヒナとみられ、3回目は飼育舎の柵(高さ約50センチ)を飛び越えたらしい。約2時間後、約200メートル離れた池で泳いでいるところを捕獲されたが、丸田勉園長は「ヒナにこんな跳躍力があるとは。信じられない」と驚いていた。 同園によると、ヒナは生後3カ月で体長約50センチ。性別は不明。12日は滑り台の上から通路に飛び降り、14日は柵の下約8センチの隙間(すきま)からはい出て脱走した。園は、滑り台の登り口や柵下に板を張る予防策を取ったが、さらに裏をかかれた形だ。 3回目の脱走に丸田園長は「大きな池で泳ぐことに味を占めたか」とあきれ顔。しばらくは、コンクリート壁(高さ約1メートル)やネットなどで四方をふさいだ屋内のカピバラ舎
10〜12日に東京ビッグサイトで開催された日本最大級の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)82」の企業ブースにこれまでと異なった動きがみられた。企業ブースは出版社やアニメ会社、ゲームメーカーの出展が大半だったが、今夏は、「Google(グーグル)」、「サントリー」や鳥取県などが出展。マンガやアニメなどの“サブカルチャー”とは無縁に見える企業の出展は、50万人を超える参加者にどのように受け入れられたのか。出展の意図と手応えを探った。 コミケは、75年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。11年夏は期間中、約54万人、同年冬は同50万人、今夏は過去最高タイとなる同56万人を集めた。ブースには、同人誌を販売する一般ブースと商業作品を扱う企業ブースがあり、企業ブースは、95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。 これまで
長年、舞台や映画の頂点で活躍し、女優で初めて文化勲章を受章した山田五十鈴(やまだ・いすず<本名・美津=みつ>)さんが9日、東京都内の病院で亡くなった。95歳だった。葬儀の日取りは未定。 大阪市出身。父は新派俳優の山田九州男。幼時から清元、舞踊を習った。小学校卒業後、1930年に日活入社、山田五十鈴の芸名で「剣を越えて」で映画デビュー。美貌の娘役として頭角を現した。その後、第一映画、新興キネマを経て東宝へ入社した。特に、東宝入り後の長谷川一夫とのコンビは人気を集め、映画界のトップ女優となった。この間、俳優月田一郎、プロデューサー滝村和男と結婚、離婚をしている。42年に長谷川とともに劇団新演伎座を結成、舞台での活動も始めた。 戦後、東宝のストを契機にフリーになったが、50年に俳優加藤嘉と結婚、その思想的影響もあって独立プロの作品に積極的に出演、汚れ役に挑んだ。当時の映画代表作に「箱根風雲録」「
福岡市は28日、同市博多区の居酒屋で牛の生レバーなどを食べた同区在住の女性4人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。このうち2人の便からカンピロバクターが検出された。市は生レバーが原因の可能性もあるとみて調べている。 市によると、症状が出たのは30代1人と10代2人、10歳未満1人の女性4人。家族5人で6日夜、牛の生レバーや焼き鳥、唐揚げなどを食べ、4人が9日午前中から症状を訴えた。いずれも軽症という。同じ店で食事をした他の客も食中毒症状を訴えており、市は店内の生レバーなどを持ち帰って調べている。 牛の生レバーは食中毒の恐れがあるとして、厚生労働省が7月1日から食品衛生法に基づき提供の禁止を決めている。【木下武】
◇「1人で1キロ」うれしい悲鳴 滋賀県高島市の農業公園、マキノピックランドのサクランボ食べ放題(30分、大人1500円)が人気を呼び、大粒の種はわずか3日間でほぼ食べ尽くされ、臨時閉園に追い込まれた。同園では「京阪神や中京圏などから中年女性を中心に3日で約500人が入園し、1人約1キロ食べた勘定」といい、想定外のうれしい悲鳴を上げている。【塚原和俊】 ピックランドは例年、摘み取った分を持ち帰るサクランボ狩り(大人1000円)を実施。「その場で食べられないのは物足りない」との客の要望が多く、8年ぶりに食べ放題に踏み切った。 果実の成熟に合わせて樹種別の畑ごとに実施。先月26日から小粒の「中国桜桃」20アールで食べ放題をスタート。今月11日からは大粒の「甘果桜桃」25アールで開園すると、連日百数十人が押し寄せた。13日の水曜の定休日をはさんで翌14日も客の波は続き、色付いた実がほぼなくなったた
すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一
海面近くで漂うマンボウの群れ。体を横にしてひなたぼっこをしているようにも見える=関口圭子・国際基督教大研究員提供 マンボウがひなたぼっこをするように海面近くで漂いながら、コアホウドリに寄生虫を取ってもらう様子の撮影に北海道大などの研究チームが成功した。マンボウの生態は謎が多く、海鳥との共生関係を示す証拠として注目されている。 北大水産学部の練習船「おしょろ丸」に乗船していた同学部と国際基督教大の研究チームは10年7月2日、北太平洋北部(青森から東に約2000キロ)でマンボウの群れに遭遇した。いずれも体長40センチ程度の子供のマンボウで、少なくとも57匹確認。約1時間半も船の近くを漂っていた。 その間、数羽のコアホウドリ、クロアシアホウドリがマンボウをつつくような行動を取っていたが、マンボウは逃げることなく、海鳥が近づくと体を横にする姿も見られた。その様子を撮影した写真を拡大したところ、コア
東京都日の出町のレンタル店「TSUTAYA(ツタヤ)イオンモール日の出店」が、高校生が持ち込んだ大量のゲームソフトやCDに盗品の疑いがあったのに買い取り、法律で定められている警察への届け出をしていなかったことが警視庁への取材で分かった。都公安委員会はTSUTAYAを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」(大阪市)への聴聞を実施し、12月初旬にも同店の中古品販売を5~40日間の業務停止とする行政処分を行う方針。 警視庁によると、同店は7~8月、都立高校1~2年の男子生徒3人=窃盗容疑で逮捕=が都内の書店などで万引きしたゲームソフトやCDなど137点を、3回にわたり計11万円で買い取ったという。 店員は新品であることを不審に思ったほか、保護者が同意したことを示す書類に記載された番号に電話すると同年代の少年の声だったことなどを店長に報告したが、警察には知らせなかったという。古物
大学の卒業アルバムの購入者の減少が、目立っている。学生たちの価値観の変化やデジタルカメラの普及などさまざまな要因が指摘される中、制作・販売側は学生からの投稿写真のページを増やしたり、保護者にアルバムを売り込むなど「卒アル」の人気回復に知恵を絞っている。 大学の卒業アルバムは、1冊1万数千~2万円が相場。生協や学生の編集委員会、写真スタジオなどが制作・販売しており、「時間がたつうちに魅力が増す貴重品」とアピールする。しかし、名城大の制作業者は「十数年前は約1200部あったが、数年前から800部以下まで落ち込んだ」、名古屋大生協は「ゆるやかな減少が続き、現在は4年生の半数程度の1300部ほど」という。 任意の顔写真撮影をしない学生も増加。ある制作業者は「自分と友達以外には無関心の学生が増え、アルバム離れが加速している」と嘆く。 なぜ卒アルを買わなくなったのか。 名大4年生たちに尋ねると「知らな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く