もし、今緊急に必要な「児童ポルノ」対策があるとすれば、それは「母子家庭を保護しろ」ということである。経済的に苦しい状況にある母親が、本人の意に反して娘を「アイドル」として売り込むという構造が、おそらく問題とみなされている今のローティーンアイドルDVDの温床となっていることを無視して、そのあきらかな虐待が発生する環境を放置して、一体何が「児童の人権」か。 もう一歩踏み込むなら、若年層に対する避妊教育をより徹底し、コンドームや低用量ピルの無償配布くらいの措置を講じるべきであろう。もはや10代はおろか、20代での出産ですら貧困の原因となりうる時代なのだ。それとも、日本ユニセフ協会は仲の良い(?)統一教会ばりに「純潔教育」などという空疎な精神論を推し進めようとでもいうのか。 あるいは、「あしなが育英会」(http://www.ashinaga.org/index.php)のような活動との協力体制を