「全部エヴァと出会った日に行き着く」 生きるのがうまくないキャラに重ねた自分 あふれた「面白い」を独り占めしない 映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の封切りから、今日で一カ月。四半世紀にわたり紡がれてきた、アニメシリーズの終局を見届けるべく、あまたの人々が銀幕に熱視線を注いでいます。24年間、作品を追いかけてきた男性も、その一人です。思春期にはまり、やがて劇中で使われる楽曲の世界に魅せられます。夢中で創作の背景を調べ、蓄えた知識が、アニメ関係の仕事につながったことも。「好き」という気持ちに導かれるまま、オタクとして過ごした半生について、聞きました。(withnews編集部・神戸郁人) 「作品をどう消化したか」わき出た疑問 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、1995年に放送されたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の続編として作られました。97年に通称「旧劇場版」2本、2007~12年
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