Twitterでずいぶん酷い意見が散見されるので、当日、シンポジウムに登壇していた立場から考えをまとめておく。引用するのは、情報発信源となっている山口弁護士のツイート。 なお、私はジェンダー法学会会員ではなく、書くのは個人としての意見です。 「質問時間を奪われた」 は妥当なのか2018年12月1日2日に行われたジェンダー法学会。私は2日目のシンポジウム「メディアとジェンダー」に登壇した。質疑応答の時間はかなり長くとられ、質問紙を記入する時間を考慮した2回の休憩を挟むものだったが、 全体的に質問挙手は少なめだった。 MeToo発言があったのは、質疑応答の最後の方。登壇者による総括が16時40(正しくは50)分から予定されており、MeTooが終わったのは16時37(正しくは47)分ぐらいだったと思う。山口弁護士の挙手が見えた時、私は、「この質問を受けると40(正しくは50)分を超えるな」と考え