仏教に興味のある仏女さんは必見のブログです。仏像の説明はどんどん追加していきます。死後の世界に関しては、世の中に さまざまな意見があります。 では、仏教の世界での「死後の世界」を解説します。 まず、仏教では死後の世界観を 大きく二つの世界に分けている事が分かります。 「輪廻(りんね)する世界」と「輪廻しない世界」です。 言い方に関しては 「迷いの世界と悟りの世界」 「此岸(しがん)と彼岸(ひがん)」 「煩悩(ぼんのう)の世界と涅槃(ねはん)の世界」 などとも言われています。 輪廻する世界では人は幾度も生まれ変わりを繰り返し 六道を行き来する事になります。 これを「輪廻転生(りんねてんせい)」と言います。 この、輪廻転生の考え方は 釈尊(しゃくそん)が説いたというわけではないようです。 釈尊が生まれる以前の「バラモンの教え」の中に 輪廻の思想がありますので、その影響を受けて 仏典が作られる過