コンピュータが好きだ。子どもの頃に欲しくて欲しくてどんなに憧れた事やら。五〇才の今になって、中古でA4サイズのノートパソコンが三万円以下で入手できる環境は、とてもありがたい。 初めて家庭用のコンピュータを見たのは小学校四年生か五年生ごろだった。大堀(父親が横須賀市役所つとめの同窓生。ちびでガリ)か溝田(隣のクラスだった宇宙人みたいな同窓生、ビルみたいな家に住んでたのと小学生のくせに当時YMOにドハマりしていた記憶がある)の家にあるのを見せてもらったのだ。たしかF社のヤツかS社ので、今では骨董品のホビーコンピュータである。マイコンとも呼ばれていた気がする。子どもの俺にとっては高価なおもちゃだった。それは今も変わらないが。 さりとて自分の家は貧乏で、叔父がゲーム機とコンピュータの中間のようなSG社のコンピュターをプレゼントしてくれたが、当時の俺には高度すぎてベーシックは難しかった。今のような周
![エピソード一二 コンピュータやインターネットについて - 精神障害者の自分史〜児童虐待の後遺症・新宗教二世・アスペルガー〜(田上 光) - カクヨム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5b44be51427e61a0b8d75716c9e61903694adf97/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-static.kakuyomu.jp%2Fworks%2F16816452218803644962%2Fogimage.png%3FaIcXWnn8KjGgXsaDVEBNQ-xJIyo)