「3.50点以上(上位3.63%)は高い確率で満足できる」と食べログは主張するが、ならば低評価な店はどうなのか? 食べログでは“やらせ騒動”をきっかけに、採点方法が見直されたが、一方で不当な低評価を受ける店は今も多いという。 大衆食文化に詳しい編集者の松浦達也氏は、「投稿数の多いレビュアーの評価が、点数に与える影響が大きすぎる。大勢が高い評価をしても、カリスマレビュアーが数年前に書いた低評価レビュー一つで点数が3.0以下に、という店も少なくない」という。 覆面自腹レストラン評論家の友里征耶氏は、「カリスマレビュアーには今もステマ会社から報酬を受け取っている人もいる」と話す。 「また、急に高い点数がつく新規店などは、開業前に彼らを招待し、レセプションパーティーを行っていることが多いです。なかには自分がカリスマレビュアーと気づかれないとキレて低評価を付けるような人もいて、店側も扱いには気を使う