アップルコンピュータやバンダイが製造したPHS端末が登場するかもしれない。 ウィルコムとウィルコム沖縄は7月7日、PHSの無線通信部分をモジュール化した「WILLCOM コアモジュール」を開発したと発表した。機器メーカーはこのモジュールを利用することで簡単にPHS端末を製造できるほか、家電や玩具などに組み込むこともできる。 同社はWILLCOM コアモジュールを活用した新しい端末やビジネススタイルを検討する団体「WILLCOM コアモジュール フォーラム」を11月に設立する。このフォーラム設立の趣旨に賛同する企業として、アップルやバンダイ、マイクロソフトなどの名前が連なっている。ただしこの件に関してアップルはコメントを避けている。 WILLCOM コアモジュールには、データ通信に特化したコンパクトフラッシュ大の「CSCエンジン」(関連記事)や、データ通信と音声通話の両方に対応する「W-SI