東京都の舛添要一知事の海外出張が「豪華大名旅行」と批判を浴びるなか、今度は都議の海外視察にも「無駄遣いではないか」との指摘が出ている。都議会が、今夏のリオデジャネイロ五輪(パラリンピック含む)視察のため、都議28人を現地に派遣することを決めたのだ。6000万円以上の予算が計上されているが、本当に必要なのか。 都議会は14日の議会運営委員会で、8月3日から9月21日にかけ、都議28人を4回に分けてリオ五輪に派遣することを決めた。 議会運営委の文書によると、2020年の開催都市として、大会運営や安全面などの調査を行うという。都議会の定数は127人なので、2割超の都議が現地入りする。 今回の派遣は、森喜朗・東京五輪大会組織委員長からの依頼に基づいており、森氏は14日付で都議会議長に「リオ五輪を直接ご視察の上、引き続きご指導いただければ幸いです」と記した文書を送付している。 派遣議員の内訳は、当初