「しょっちゅう遅れる」「車内放送もなくサービスが悪い」「車両が古臭い」――。海外旅行先として不動の人気を誇るイタリアだが、鉄道の評判はこれまで必ずしも芳しくなかった。実際、日本人の海外鉄道マニアにドイツや英国の鉄道ファンはいるが、イタリアの鉄道が好きだという人にはめったにお目にかかれない。だが、そんな悪評も過去の話になりつつあるという。日伊協会常務理事の二村高史氏にイタリア鉄道の最新事情を教えて
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英国を拠点に欧州で展開している鉄道ビジネスを拡大させる狙いがある。 買収を検討しているのは、イタリアの複合企業フィンメカニカ傘下で、車両大手のアンサルドブレダと信号システム大手のアンサルドSTS。 フィンメカニカは経営再建中で、数年前から2社の売却先を探していた。2社の入札には、日立のほかにもカナダのボンバルディアなど複数の企業が参加しているとみられ、今月中にも売却先が決まる見通しだ。
NTVが導入するアルストーム製車両の模型(NTV提供)サイドには黄色いラインが走る(NTV提供)我が町シエナの駅で。アルストーム製通勤電車「ミヌエット」放置された廃棄車両無残なタンク車。2004年ミラノ−トリノ間で撮影 ■モンテゼーモロ、鉄道会社のトップに 3年後、「フェラーリ色」の新幹線でイタリア半島を縦断できるかもしれない――イタリア全土を走る初の民営鉄道の概要が明らかになった。7月15日のことである。 新会社の名称は新旅客鉄道(Nuovo Trasporto Viaggiatori。以下NTV)だ。 会長は、ルカ・ディ・モンテゼーモロ(60歳)が務める。そう、フィアット・グループおよびフェラーリを率いている彼である。 ただし、NTVはフィアットとは関係はない。同社はモンテゼーモロや、靴ブランド『トッズ』会長のディエゴ・デッラ・ヴァッレなどが設立資金の約5割を出資し、2006年に設立し
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