北陸新幹線の開業を記念して、新型車両や沿線の観光名所をデザインした記念切手が、13日から発売されることになりました。 今回発行されるのは82円の郵便切手が10枚1組になったシートで、北陸新幹線の新型車両や、沿線の県の観光名所がデザインされています。 このうち石川県では、金沢駅前の見どころとなっている「もてなしドーム」と「鼓門」が描かれているほか、富山県は立山連峰、長野県は善光寺がデザインされています。 北陸新幹線の記念切手が発行されるのは、今回が初めてで、1組820円の100万枚のシートが開業前日の13日から全国の郵便局などで販売されるということです。 日本郵便の山本裕康北陸支社長は、「当初は計画には無かったが、北陸新幹線の開業機運の盛り上がりを受けて急きょ発行が決まった。切手を通じて、地元の魅力を全国に発信することにつながってほしい」と話していました。
雪深い新潟県十日町市のトンネル内にある地下の無人駅に、全国から鉄道ファンが押しかけている。お目当ては、特急が通過する際に聞こえる風の音。北陸新幹線が14日に開業し、東京と金沢が1本の新幹線で結ばれると、聞けなくなってしまうためだ。 日本有数の豪雪地帯で、着物の産地として知られる十日町市。その山あいに、北越急行のほくほく線美佐島駅がある。1日、駅の待合室で、全国各地から来た20人ほどの鉄道ファンが、ビデオカメラやスマートフォン、ボイスレコーダーを片手に「その時」を待っていた。 突然、サーッという風の音がした。待合室とホームを仕切る厚さ約4センチの自動扉の隙間などから、待合室側に向かって風が吹き出し、水滴も飛び散り始めた。ごう音とともに特急はくたかが通過すると、同時にキュイーンという音がした。父親らと来た栃木県足利市の市田敏大さん(12)は「音がすごかった。ふしぎ」。デジカメで撮影した兄の凌大
大阪―札幌間1500キロを22時間かけて走る人気寝台特急「トワイライトエクスプレス」の最終便が12日、JR大阪駅を出発した。四半世紀以上にわたって親しまれたJR西日本の看板列車で、地球470周分、約1900万キロを走った。10日と11日発は悪天候を見込んで運休したが、ラストランは予定通り。「走るホテル」の雄姿を見送ろうと、ホームには約3500人のファンがあふれた。 トワイライトは午前11時11分、大阪駅の10番ホームに入線。一瞬で予約完売したプラチナチケットを手に入れた乗客のほか、カメラを手にした鉄道ファンらが車両を囲み、最後の雄姿を写真に収めた。京都市左京区から来た小崎豊子さん(83)は亡き夫と15年前に乗った思い出の車両に、息子夫婦と一緒に乗った。「もう乗ることがないと思うとさみしい」。横浜市中区の加藤和子さん(68)は初めての乗車だ。「日本海の景色が楽しみです」と笑った。 大阪発の最
JR四国は瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」の指定席について、車内改札を簡略化することをあきらかにしました。 JRグループダイヤ改正の日から JR四国は2015年3月9日(月)、瀬戸大橋経由で高松駅と岡山駅を結ぶ快速「マリンライナー」のグリーン車指定席、普通車指定席について、3月14日(土)のJRグループダイヤ改正から車内改札を簡略化すると発表しました。 高松駅側の先頭車両がグリーン車指定席、もしくは普通車指定席になっている快速「マリンライナー」(2013年4月、恵 知仁撮影)。 指定席券が発売済みの席に座っている乗客に対しては、原則として車掌によるきっぷの確認が行われなくなります。ただJR四国によると、その列車が発車する直前に指定席券が購入された場合、また指定席券が発売されていない席に乗客が座っている場合は、従来通りきっぷの確認を行うことがあるそうです。 JR四国では2005(平成17)
青い寝台車を機関車が引っぱる特急列車「ブルートレイン」。「北斗星」(上野―札幌)が13日発で定期運行を終え、1958年の「あさかぜ」(東京―博多)以来、半世紀余の歴史に幕を閉じる。北斗星に憧れ続け、特別な思いを抱く車掌の思いはひとしおだ。 88年3月。鉄道好きの10歳の少年は、札幌駅で、上野行き「北斗星」の一番列車を見送った。あれから27年。JR北海道の車掌になり、憧れ続けた北斗星の乗務は50回を数えた。 札幌車掌所に所属する本田暁嗣(あきつぐ)さん(37)。切符を握りしめ、鉄道に乗った少年時代。2日続けて偶然乗り合わせた車掌さんにあこがれて、この道を志した。車掌になって10年足らずの2009年11月、70種類ほどある乗務パターンのうち、北斗星に乗務する「43番行路」を言い渡された。かつてはベテランだけが乗ることを許された北斗星。こんなに早く夢がかなうとは思っていなかった。 電源車1、機関
東京地下鉄(東京メトロ)は3月10日、有楽町線・副都心線の和光市(埼玉県和光市)~小竹向原(東京都練馬区)間8.3kmで、ワンマン運転を実施すると発表した。 東京メトロの発表などによると、副都心線では2008年6月14日の開業時から小竹向原~渋谷間に限り、運転士のみ乗務して車掌は乗務しないワンマン運転を行っている。このほど有楽町線と線路を共用する和光市~小竹向原間でもワンマン運転の準備が整ったことから、ワンマン運転区間を3月28日から拡大することにした。副都心線の列車は和光市~渋谷の全区間でワンマン運転を行い、有楽町線の列車は和光市~小竹向原間のみワンマン運転を実施する。 ワンマン運転区間では、運転士がモニターを使って利用者の乗降を確認し、ドアの開閉操作を行う。車内で異常が発生した場合は、運転士か総合指令所の係員が車内非常通報器を使って対応する。このほか、ホームドアに設置された可動ステップ
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