唐突だが、LRT(Light Rail Transit)という新しい交通システムをご存じだろうか? 大型の車両でたくさんの乗客を運び、都市と都市を結ぶいわゆる普通の鉄道とは違って、LRTは都市の中を走る小さな鉄道網だ。路面電車の21世紀バージョンとでも言えばわかりやすいだろうか。 もちろん路面電車とは大きく異なる。主な特徴を挙げると、まずは超低床であること。床が低い構造になっていて、電停から段差なく乗り降りができるバリアフリーなシステムである。 ふたつ目は、LRTが自動車交通に対して優先権を持つということである。即ち、優先信号と呼ばれるシステムで、LRTが交差点に近づくと、LRTの信号がどんどん青に変わっていくのである。だから、LRTが信号待ちすることはなく、定時性も保てるわけだ。 そして三つ目はトランジットモールという、人とLRTだけのストリートができること。自動車が入ってこない、人と路
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