かつて兵庫県加古川市内などを走っていた別府(べふ)鉄道の保存車両を清掃するイベントが10日に同市内である。保存状態が非常に悪く、主催者の「旧別府鉄道キハ2号を守る会」は「自分たちで少しでも出来ることから始めたい」として、鉄道ファンに限らずボランティアの参加者を呼びかけている。 守る会の発起人代表で関西学院大学鉄道研究会OBの会社員誉田(こんだ)勝さん(54)=猪名川町=によると、別府鉄道は、現在の加古川市役所付近にあった旧国鉄高砂線の野口駅から別府港駅までの野口線が1921(大正10)年に、今のJR神戸線土山駅(播磨町)から別府港駅までの土山線がその2年後に開通。ともに84年1月いっぱいで廃線となったという。 保存車両の気動車「キハ2号」は、野口線の廃線跡を歩行者と自転車の専用道にした「松風こみち」沿いの同市野口町長砂の円長寺近くにある。ガラスの破損や車体の腐食などが激しい。大学時代などに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く