◇木調外観や電子案内板 JR湖西線が通る大津、高島、長浜3市と県でつくる「湖西線利便性向上プロジェクト推進協議会」は19日、沿線にある大津京(大津市)、近江高島、新旭、近江今津、マキノ(以上高島市)、永原、近江塩津駅(以上長浜市)の7駅の魅力を向上させたと発表した。 湖西線の強風対策やバリアフリー化推進だけでなく、観光客などを呼び込んで利用者増を図るのが狙い。 各駅で待合室などに液晶ディスプレーや電子案内板を設置して、近隣の観光情報を流したり、間伐材などを使って駅の観光案内所の衣替えを図ったりした。 高島市の南の玄関口となる近江高島駅では、観光案内所の外観が、竹生島と 白鬚 ( しらひげ ) 神社をモチーフにした木調の装いに変わった。また、この日から電子案内板が稼働し、兵庫県姫路市から訪れた女性2人組が早速、利用していた。