今、岡田尊司氏の「死に至る病」を読んでいる。 サブタイトルは <あなたを蝕む愛着障害> <身体と心を冒す悲劇の正体> <現代人は、なぜ幸福になれないのか> 岡田尊司氏は有名な精神科医で、発達障がいに関する著作も多く 私は仕事柄、結構、読んできている。 近年の著作は愛着障害に関するものが多い。 そのものずばりの「愛着障害」はベストセラーになっている。 昭和の時代や平成のはじめの頃は 自閉症といえば特別な存在だった。 自閉症スペクトラム、発達障がいという言葉がメジャーになるにつれて、 周りとうまくやれない、生きずらいと感じる人も 実は、発達障がいがあるんではないか? みたいになって来ているけれど 岡田尊司氏は医学的、遺伝的に明確な発達障がいとは別に 幼児期の成育環境によっても、脳に認知の歪みを起こしてしまい 発達障がいに類似した行動パターンや生き辛さを発現させるという。 それが愛着障害だという