RDMの仕組み ではRDMはどのように実現されているのかを見てみよう。まず普通のVMFSがある。この中に「マッピングファイル」と呼ばれる構成ファイルを作成する。 マッピングファイルにはRDMで利用するRaw LUNの情報が記述されている。仮想マシンからのRead/Writeは、このマッピングファイルの情報に基づいてRaw LUNにリダイレクトされる。 RDMの構成モード RDMには2種類の構成モードがある。「仮想互換モード」と「物理互換モード」である。 仮想互換モードでは、マップされているRaw LUNに対しても仮想化レイヤが仲介してI/Oをハンドリングする。このため、仮想マシンのさまざまな利点をそのまま享受することが可能である。例えば仮想マシンのスナップショット機能やVCBといった機能を、VMDKファイルを用いているときと同様に活用することができる。 物理互換モードでは、マップされている