アリとキリギリスって童話があるじゃないですか。 イソップ物語の、誰でも知ってる例のアレです。 先日読んでいた本に書いてあったんですが、ブラジルではアリの生き方よりキリギリスの生き方の方が肯定されるんだそうです。 言われてみれば…!? 改めて物語の大枠を振りかえると、夏の間、冬に備えてせっせと働いて蓄えをしておくアリさんと、そんなアリさんを見てバカにし、夏を謳歌するキリギリスくんという構図の前半パート。 そして一転冬になり、何の蓄えもなく死にかけるキリギリスくんが、十分な蓄えのある暖かいアリさんの家に助けを求めに行き一命を取り留める(野垂れ死ぬバージョンもありましたね)後半パートからできた物語だったかと記憶しています。 子どもの頃は「夏休みの宿題をコツコツやっとかないと、キリギリスくんのように8月の終わりに死ぬよ」という教訓だと解釈してましたが(そしてその教訓は生かされなかった)、今思えば、