「ズボラ飯」再現ブログです。まんが「花のズボラ飯」小説「みをつくし料理帖」にちなんだメニューを公開しています。きゅうりは、漢字で「胡瓜」と書きます。 胡というのは、漢民族が北方の異民族をさす蔑称でした。 あごひげが長い人という意味だそうです。 また「胡」がつく言葉というのは、 シルクロードを渡って入ってきたことも意味します。 きゅうりは、遠くシルクロードを渡って来た、外国の食べ物でした。 紀元前4000年前にはメソポタミアで栽培されていたそうで、 日本では平安時代頃から栽培されていました。 きゅうりと言うと、緑色のみずみずしいのを想像しますが、 完熟した実は黄色くなります。 中国や、日本の江戸時代頃までは 黄色く完熟したものを食べていたそうです。 水分が多く、体を冷やす性質があるため。 夏の水分補給に重宝されましたが、 当時は美味しい食べ物とは思われていませんでした。 水戸黄門の徳川光圀な