2012年5月21日(月)、日本国内では1987年9月23日の沖縄金環日食以来25年ぶりに「金環日食」が観測できます。 その上、この「金環日食」は首都圏近郊で観測することが可能です。 首都圏近郊で「金環日食」を見ることができるのは、なんと1839年9月7日以来173年ぶりの事です。 日食とは月が太陽と地球の間に入り込み、月が太陽を隠してしまうことによっておこる現象です。 月の影が映る地域でのみ日食を観測することができます。 日食は、太陽ー月-地球が一直線に並ぶ新月のときに起こりますが、新月になるたびに必ず日食がおこるというわけではありません。 それは、月の通り道である白道が、太陽の通り道である黄道に対して約5°傾いているために、白道と黄道の交点付近で新月に太陽と月が重ならない為です。