4月から放送されているアニメ『ガールズバンドクライ』が話題を呼んでいる。これまで女性を主人公に据えた音楽アニメといえば、『けいおん!』や『BanG Dream!』といった作品が一大ブームを巻き起こしてきたが、本作もそのポテンシャルを十分に備えたアニメだと筆者は言いたい。 正直、最初は半信半疑だった。アニメ制作会社大手・東映アニメーションと、音楽×クリエイティブカンパニー・agehasprings、大手レコード会社・ユニバーサルミュージックの3社がタッグを組んで制作。監督は『ラブライブ!サンシャイン!!』で監督を努めた酒井和男、プロデューサーは『ラブライブ!』シリーズ生みの親である平山理志、キャラクターデザインはVTuber「星街すいせい」のイラストを手掛けた手島nari、音楽はYUKIやAimerなどの楽曲プロデュースを行ってきたagehaspringsの代表にしてプロデューサーの玉井健二