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ブックマーク / toyokeizai.net (76)

  • 任天堂の驚く戦略、末期のSwitchでソフトを大奮発

    後継機種に関するアナウンスはなし 任天堂は「Nintendo Direct」でNintendo Switchのソフトに関する新たな情報を2024年6月18日に発表した。公開される前から、「Switchの後継機種に関するアナウンスはありません」と告知されていたように、今回の映像には新作ゲームの情報のみが収録されていた。 Nintendo Switchは発売から約7年経過しており、後継機に関するニュースもよく耳にする状況だ。当然、多くのファンもそちらに注目している。 つまりNintendo Switchゲーム機としては末期であり、新しい発表もあまり期待できない状態であった。ところが、今回のNintendo Directはサプライズが多く、Nintendo Switchが現役であることを知らしめる内容になっていたのだ。 任天堂をはじめ各ゲーム会社は次のゲーム機に対する準備を進めている時期だろう

    任天堂の驚く戦略、末期のSwitchでソフトを大奮発
  • テレビ局の株価が今になって「爆上がり」した必然

    テレビ業界を見る目が変わった」――。 機関投資家らの間で今、そんな声が数多く上がっているという。 長らく低迷していた大手テレビ局の株価が、ここに来て軒並み急騰している。テレビ東京ホールディングスを除いた民放キー局4社の株価は、2024年初から1~3割程度上昇。1年前と比べると2~8割超も上昇し、TBSホールディングスに至っては約2.2倍に跳ね上がっている。 足元の株価が急騰したきっかけは、2024年2月1日に日テレビホールディングス(以下、日テレ)が発表した1のリリース。6月に開催される定時株主総会で定款の変更を提案し、株主名簿への記載を拒否された外国人についても配当を受け取れるようにする、というものだ。 配当が対象外だった理由 放送法では外資による放送局支配を防ぐため、放送局に対して議決権ベースでの外国人株主の比率を20%未満にするように定めている。そのため、これまで日テレは外資比

    テレビ局の株価が今になって「爆上がり」した必然
  • 停滞するDeNA、「280億円減損で赤字」の正念場

    かつてソーシャルゲームで急成長を遂げたディー・エヌ・エー(DeNA)が、もがいている。 IT大手のDeNAは2月7日、2024年3月期第3四半期決算(国際会計基準)を発表した。売上収益は前年同期比2.7%増の1041億円だった一方、営業損益は276億円の赤字(前年同期は50億円の黒字)に転落した。通期でも赤字となる見通しという。 この決算を受けて、DeNAの株価は急落した。足元では1250円前後と、2月7日終値の1528円と比べ2割近くも下がっている。 柱のゲーム事業の利益は95%減 赤字に陥った最大の要因は、約276億円の減損損失を計上したことにある。 DeNAの事業領域は、①スマホやブラウザゲームを提供するゲーム事業、②ライブストリーミング事業、③野球・バスケなどのスポーツ事業、④ヘルスケア・メディカル事業に大きく分けられる。

    停滞するDeNA、「280億円減損で赤字」の正念場
  • Xで話題沸騰、新たな鉄道趣味分野「着鉄」とは何か

    ツイッター(現X、以下ツイッター)に、鉄道車両の車体色と同じファッションコーディネートを投稿し話題を呼んでいる女性がいる。首都圏在住の20代会社員という投稿主の柚子さんは、着鉄(きてつ)と名付けたその鉄道コーデについて「着鉄は人かわいくてヨシ、見つけた周りの乗客楽しくてヨシ、鉄道会社に運賃収入あってヨシの三方良しで、近江商人もニッコリのジャンルなのです」と魅力を語る。 柚子さんの鉄道コーデは北海道のキハ40形にちなむものが多いことから、ツイッターのコメント欄には「北海道のヨンマルの妖精さんですか?」、「北海道の鉄道愛をものすごく感じます」などとファンからの賛辞の声も相次ぐ。そんな柚子さんに「着鉄」の魅力について話を聞いた。 国鉄一般色から着想を得た初めての鉄道コーデ 「キハ40国鉄一般色の色合いが可愛い!洋服選びに使えそう!」――。 朱色とクリーム色のツートンカラーをまとった国鉄一般色の

    Xで話題沸騰、新たな鉄道趣味分野「着鉄」とは何か
  • 「TV放送を食うサブスク」の頭打ちが続く納得事情

    インターネット接続テレビの普及が加速している。インテージの2023年のアンケート調査によると、全国の42%の人々がテレビをインターネットに接続して使用している。 過去の記事では、インターネット経由での動画配信の普及とテレビ受像機の利用形態(「データが証明『YouTubeにわれる放送局』の実態」)や民放の広告ビジネスに与える影響(「データで判明『TV揺るがすサブスクの脅威』の質」)を考察した。 稿では、コロナ禍に急成長した有料動画配信サービスに浮かび上がってきた課題や、インターネットにつながるテレビの可能性を、実際の視聴データを基に考える。 テレビ放送を視聴する時間は半分未満に まず、スマートテレビにおけるテレビ放送と動画配信の最新状況を確認しよう。マーケティング利用の許可を得て収集されたインテージのスマートテレビ視聴データ「Media Gauge(メディアゲージ)」の中で、動画配信も

    「TV放送を食うサブスク」の頭打ちが続く納得事情
  • NHKが「テキストニュース」を次々に閉鎖する懸念

    このところNHK関係者から漏れ聞こえてくるのは、各ニュースサイトが廃止に向かって動いているとの情報だ。NHKは2015年に「公共放送から公共メディアへ」をスローガンに掲げ、NEWS WEBに限らず「政治マガジン」「事件記者取材note」などを開設したり、放送したテーマをその後も追って、視聴者からの情報も取り入れてネットで成果を提供するなど次々にニュースサイトを充実させてきた。これらを一気に廃止するのなら、もはや「公共メディア」の目標を取り下げたも同然だ。 「NHKプラス」をめぐる受信料問題 NHKは今は任意業務であるネット業務の必須業務化をめざしている。必須業務化で、現在は放送契約者のみが利用できる番組配信サービス「NHKプラス」を、テレビを持っていない人でもネット単独で契約できるようにしたいらしい。放送だけでは受信料収入を若い世代から取れなくなるのが目に見えているため、少しでも収入を増や

    NHKが「テキストニュース」を次々に閉鎖する懸念
    rancor
    rancor 2023/12/17
  • 半導体商社マクニカ「同業買収」の鍵はルネサス

    「次に『ルネサスに切られる』筆頭候補はグローセルだった。今回の買収は、さもありなんという感じだ」 とある中堅半導体商社の幹部がこう評するのは、半導体商社業界で国内首位のマクニカホールディングス(HD)が発表した同業・グローセルの買収だ。 マクニカHDは11月27日、中核子会社のマクニカがグローセルに対してTOB(株式公開買い付け)を行うと発表した。TOB価格は1株645円で、直近終値に対して38%のプレミアムを乗せる。2024年2月をメドに買い付けを始める。グローセルは完全子会社化され、上場廃止となる見込みだ。 売上高は2社で大きな差 半導体メーカーから半導体を仕入れ、電機メーカーなどの顧客に販売する半導体商社。その中でも2015年に同業2社の統合によって誕生したマクニカHDは、国内で唯一、売上高1兆円規模を誇る圧倒的な存在だ。海外メーカー製半導体の販売に強く、売上高の海外比率は50%に達

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  • 新NISAで選ぶべき投資信託は「アレ」1本でいい

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  • 日経平均4万円への上昇相場がいよいよ始まった

    今後の日株はどうなるのか。強気と弱気が交錯しているようだが、結論から言えば、日経平均株価のチャートが「2段上げスタート」を示しているといえそうだ。 9月は日経平均4万円に向けて「最後の仕込み場」 早速、日経平均のチャートを見ていこう。8月31日の日経平均は3万2619円だったが、この日の25日移動平均線は3万2260円と、75日移動平均線の3万2287円を下回り、いわゆるデッドクロスとなった。これだけを見れば形の悪いチャートということになる。 だが、日々のローソク足(毎日の終値)はその直前の8月29日に75日移動平均線を、同30日には25日移動平均線も抜いており、見事な反転シグナルとなった。 この反転シグナルは「1段上げ」(今年の最初の上昇、2023年1~7月)のときと同様だと考えたい。つまり、ここから「2段上げ」(2回目の上昇)がスタート、今後約7カ月で日経平均は再度大きく上昇して4万

    日経平均4万円への上昇相場がいよいよ始まった
  • 外国人が呆れる「日本企業の悪習」が調達難を呼ぶ

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  • コナミの主張判明、「ウマ娘40億円訴訟」の深刻度

    大ヒット作品をめぐる係争に、ゲームファンや業界関係者の間に衝撃が走った。 サイバーエージェント傘下でゲーム大手のサイゲームスは5月17日、同社が提供する人気スマホゲームウマ娘 プリティーダービー』をめぐり、同業のコナミデジタルエンタテインメントから東京地方裁判所に訴訟を提起されたと発表した。 ウマ娘は2021年2月に配信を開始。実在する競走馬の名前や特徴をモチーフに擬人化されたキャラクターを育成し、レースで競う。2016年から関連するアニメや漫画を展開し、IP(知的財産)としての価値向上に注力したこともあり、年間売上高が1000億円を突破する大ヒットを記録した。 リリースによると、コナミ側はウマ娘による特許権侵害に基づき、計40億円規模の損害賠償などを請求。さらにはウマ娘ゲーム配信そのものの提供を差し止めるよう求めている。 ウマ娘と自社特許の内容を徹底比較 コナミは具体的にどのような特

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  • 世界で荒稼ぎする「日本アニメ」熱狂と混沌の今

    4月末、大ヒットアニメ映画すずめの戸締まり』を手がけたコミックス・ウェーブ・フィルムの角南一城常務は、新海誠監督と韓国・金浦(キンポ)国際空港に降り立った。 約2カ月にわたり、9カ国・13都市を巡った上映などのワールドツアーも最終盤。平日の昼間にもかかわらずボディーガードが必要なほどの新海監督への出待ちを見届け、ソウル市内に入った。 新海監督のサイン会を開催するために訪れたのが、日でもおなじみのアニメ専門店・アニメイト。10年ほど前に訪れた別のアニメイトの海外店舗のように、「オタク」なファンが集っている雰囲気を想像していた角南常務は、広がる景色に衝撃を受けた。 日アニメは最早「サブカル」ではない 店を構えるエリアは、“韓国の原宿”ともいわれる若者の街・ホンデ。店内の様子もオタク色はまるでなく、若者たちが流行のファッションアイテムかのようにアニメグッズを手に取る。角南常務は確信した。「

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  • 「"41歳"現役アイドル」"集客力"なくても活躍の訳

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  • 「呪術廻戦」制作会社が挑むアニメ業界の悪習打破

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  • セガが1000億円で買う「ゲーム会社」の真の価値

    「セガのIPを拡大し、世界のモバイルゲーム市場でより多くの人々にリーチできるよう支援するアイデアにわくわくしています」 5月2日、フィンランドで開かれたプレスカンファレンス。現地のゲーム会社「ロビオ・エンターテイメント」(以下、ロビオ社)のアレクサンドル・ペルティエ・ノーマンドCEO(最高経営責任者)は、そう口にした。 セガサミーホールディングス(HD)傘下のセガは4月中旬、ロビオ社を買収することを発表した。イギリス子会社を通じて、5月から株式公開買い付けを行う。買収総額は7.06億ユーロ(約1037億円)に上り、資金はすべて手元現金から捻出する予定だ。 セガはこれまでにも海外の開発スタジオを複数買収し、売り上げ規模を拡大してきた。 2005年には「Total War」シリーズを開発したイギリスのCreative Assemblyを、翌年2006年には同じくイギリスに社を置き、サッカー

    セガが1000億円で買う「ゲーム会社」の真の価値
    rancor
    rancor 2023/05/14
  • 「日経テレ東大学」終了、物言う株主が噛みついた!

    「ビジネス系のチャンネルで100万登録で再生数がけっこうあるのはすごい価値。僕は1億円でも買いますよ。5億円出しても買いたい人はぜんぜんいると思うんですよね。それを潰すのはテレビ東京の価値を毀損させていると思うので、物言う株主の人たちは頑張っていただければ」 自身のYouTubeチャンネルでそう呼びかけていたのは、実業家の西村博之氏。2ちゃんねる創設者の「ひろゆき」として知られる。その声に応じたのかは不明だが、テレビ東京ホールディングス(HD)に物言う株主が株主提案を行った。同社が5月11日に公表した。 テレビ東京は民放の在京キー局5位。HDは約32%の株を持つ日経済新聞社が筆頭株主で、東証プライム市場に上場している。株主提案をしたのは、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズだ。リムはテレ東HD株を約1%保有しているとみられる。 リムの株主提案は6月に開かれる定時株主総会に向けられたも

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  • サイバー藤田氏「引退宣言」とアベマ黒字の手応え

    7期連続で赤字だった動画配信サービス「ABEMA(アベマ)」が、いよいよ収穫期へ入ろうとしている。サイバーエージェントは4月26日、2023年9月期中間決算(2022年10月~2023年3月期)を発表した。売上高は3632億円(前年同期比0.3%増)と前年同期並みだったが、営業利益は175億円(同61.5%減)と大幅に後退した。 2021年2月にリリースし、爆発的に収益を押し上げたスマートフォンゲームウマ娘 プリティーダービー』の収益が漸減。さらに広告事業の先行投資を増やしたことが響いた。 厳しい決算はある程度、織り込み済みだったが”サプライズ”もあった。アベマを擁するメディア事業が大幅に改善し、5億円の営業赤字にとどまったのだ。これは2016年4月のアベマ開局から最小の部門赤字額となる。 わずか3カ月で赤字が急減 今第1四半期決算(2022年10~12月)では、FIFAワールドカップ

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  • 人気漫画【推しの子】が大人に激しく刺さるワケ

    芸能界の実態を描く漫画『【推しの子】(おしのこ)』が人気だ。原作は『週刊ヤングジャンプ』に連載中で、単行は全11巻まで出版されて、500万部を突破した。 4月からテレビアニメ放送も始まり、同時にインターネットでも配信されている。Netflixでは視聴ランキング5位以内に入った。 ポップな絵柄から、若者向けの漫画にも見えるが、実は大人にこそ響く要素がたくさんちりばめられている。筆者は10代の息子に勧められて漫画を読んだのだが、想定しなかった気づきが多くあり読みながら何度も驚かされた。 詳しくは後述するが、大人として、若者や子ども、女性に対していかなる態度で接するべきか。考えさせられるシーンがこれでもかと登場し、圧倒された。 大人の事情に翻弄される若者たち メインの登場人物はアイドルやタレント、俳優として活動する高校生たち。恵まれた容姿や秀でた才能を持つ彼・彼女らが、テレビ映画のプロデュー

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  • ドコモのdTV改めLemino「テレビの次」になれるか

    NTTドコモの動画配信サービスがdTVからLemino(レミノ)へと名を変え、4月12日に再スタートを切った。伝わってくる情報の中に「コンテンツを見つけやすく」するための仕組みの話が盛んに出てくる。いったいどんな仕組みなのか強く興味を持った。 コンテンツを見つけやすくする仕組み 筆者は無類の映画ドラマ好きで、この10年ほどで続々出てきたSVODサービスに一通り加入してはコンテンツを楽しんできた。今も毎日3〜4種類のサービスを見て回り、新作をチェックしている。ただ最近は、「選べなくて疲れる」症状に陥っている。あまりにもコンテンツが次々に登場するので、どれを見るか検討するうちに30分くらい経ってしまい、決め手が見えないまま結局どれも見ずに終わることが増えているのだ。 どのサービスも新しいコンテンツを次々に出すことに夢中になるあまり、それぞれの中身をきちんと紹介してくれない。映画館で上映する映画

    ドコモのdTV改めLemino「テレビの次」になれるか
  • ドコモが「動画配信」でアベマに突きつけた挑戦状

    NetflixAmazon プライム・ビデオが台頭する動画配信サービス業界。しかし少し前まで、外資勢を差し置いて圧倒的なシェアを誇っていたサービスがある。NTTドコモとエイベックスが共同出資で設立し、2015年にサービスを開始した「dTV(ディーティービー)」だ。 運営元のドコモは3月上旬、dTVの大規模リニューアルに踏み切ると発表した。4月12日からサービス名を「Lemino(レミノ)」に変更し、月額550円の有料プランのみだったサービス形態を、広告付きの無料配信と月額990円の有料プランの2柱へと移行する。 注目度の高いスポーツ中継や音楽ライブ等を独占生配信するほか、独占配信作品の最新エピソードやオリジナル作品の一部を広告付きで無料配信する予定だ。感想をシェアしたり、フォローしたユーザーの推奨コンテンツを表示したりする機能も追加し、よりユーザーが関心のあるコンテンツを見つけやすい仕

    ドコモが「動画配信」でアベマに突きつけた挑戦状