Mac OS Xのコア技術を用いたRuby実装「MacRuby」開発チームは10月1日、最新版「MacRuby 0.7」をリリースした。5カ月ぶりのバージョンアップとなる最新版では、新機能の追加よりも既存機能の統合と強化にフォーカスした。 MacRubyは、Rubyを使ってMac OS X用のフル機能アプリケーション開発を実現するためのRuby実装。Objective-Cランタイムとガベージコレクタ、LLVMコンパイラなどのMac OS Xのコア機能を用いてRubyを実装している。 最新版では、Cocoa対応、並列実行と性能、Rubyとの互換性などが強化されている。Cocoaでは、バージョン0.6で加わったCocoaレイヤーを強化し、Ruby ProcオブジェクトをObject C/Cコードを呼び出すAPIにパスできるようになった(次期「BridgeSupport」リリースに含まれるメタデ
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