佐村河内氏が医療機関で診断を受けた「感音性難聴」という障害について、日本耳鼻咽喉科学会の八木聰明理事長は、NHKの電話取材に対し「耳の内耳という部分に伝わった音が情報として神経を通して脳にうまく伝わらない障害で、先天性のものもあるがほとんどの場合、原因が不明だ」と話しています。 また一般的な症状については「難聴の程度にもよるが音が聞こえたとしてもひずんでしまったり、音がしているのは分かるものの、相手が何を言っているのか分からないといった症状は起こりうる」と話しています。 一方で、佐村河内氏が会見で公表した新たな診断書の結果については「この程度の難聴であれば比較的静かな場所で質問者がマイクを使って尋ねたのであれば、本人には聞こえていたと思う」と話しました。 さらに、両耳がまったく聞こえない状態から聴力が回復する可能性については「最も聴覚障害が重い2級と診断された場合、聞こえるようになるまで回