近年、種類が増えてきているエナジードリンク。若い男性を中心に”愛飲”する人は少なくない。 従来の栄養ドリンクは疲れたときの栄養補給としてどちらかといえば薬的に服用されるケースが多いのに対し、エナジードリンクの場合、ジュース感覚に近い。 そうした“敷居の低さ”が手伝ってか、米国では子どもがエナジードリンクを飲み、その結果、深刻な心臓系のトラブルなどで病院に搬送されるケースが増えているのだという。 3年間で副作用5000件 ミシガン子ども病院の小児科医Steven Lipshultz氏らがまとめた報告によると、米国では2010年からの3年間にエナジードリンクの副作用で5000人以上が病院に搬送され、うち半分が6歳以下の子どもだった。 症状はというと、心拍の乱れや心臓発作、動悸など。これは、エナジードリンクに含まれる多量のカフェインによるものなのだという。 幼いほど副作用出やすく Lipshul