2014年08月29日00:12 カテゴリ名目賃金・実質賃金 景気回復期には実質賃金が低下する 日銀の大規模金融緩和が開始されて以降、実質賃金は下がっています。 図1 (厚労省、毎月勤労統計調査より。この実質賃金は、名目賃金指数を消費者物価指数(CPI)で割ったものです。2014年4月から、実質賃金が急に低下したのは、消費税の増税のためです。消費税の増税のために、CPIが4月から増えたため。) このような実質賃金の低下を見て、日銀の金融緩和は雇用改善に効果を発すると言ってるが、そうなっていないじゃないかとか、実質賃金が低下しているので購買力が低下しているとか(――これはある部分正しい。しかしその低下の一番の原因は消費税増税です)、実質賃金が低下しているので、景気回復どころか、景気停滞に向かっている、と主張する人がいます。 しかし、実質賃金が低下していることは、景気停滞を示すのではなく、経済
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