米テキサス州パサデナで、ヒューストン港から賃借りしている土地にカキの殻が入ったごみ箱を降ろすシャノン・バッテ氏(2020年12月21日撮影)。(c)Francois PICARD / AFP 【1月6日 AFP】ある暖かい冬の日、米テキサス州の最大都市ヒューストン(Houston)のシーフードレストランでは、何人かの女性客がヤシの木陰のテラス席に腰掛け、地元産のカキ料理を楽しんでいた。 彼女らには、1人の女性がレストランの裏側でカキの殻に第二の命を吹き込もうと慌ただしくしていることなど、想像も及ばないだろう。 レストランから約10キロ離れたガルベストン湾(Galveston Bay)の保護団体、ガルベストン・ベイ・ファンデーション(Galveston Bay Foundation)のシャノン・バッテ(Shannon Batte)氏は、人目につかないところで、カキの殻やレモンの搾りかすなどが