「絆」という言葉は、上位者が下位者を「論理性」を無視して「情緒」だけを押し付けて、反発や抵抗を押さえつけるために使うことが多いように思います。先輩が後輩を、上司が部下を、先生が生徒を、政治家が国民を黙らせる時の必須ワードなのでしょう。
ウマ娘をはじめとして、オッサンの趣味をアニメや漫画にするのが流行っている。 例えばキャンプ、釣り、バイク、まあ色々だ。 自分は仕事柄、そういったブームを観測したり、オタクと接触することが多いので、彼らがそういったものに飛びつくのを見る度に、 「何で今更?」と思っていた。 けど、最近ようやく合点がいった。 オタク版世界五分前仮説とでも言おうか。 オタクって、要するに世界が見えてなかったんだな。 競馬の歴史も、キャンプ場も、釣り場も、ずっとそこにあったのに、彼らには見えていなかったのだ。 理由は簡単で、人間は認知の成長によって見える世界が変わっていくんだが、オタクは大人になっても精神面が幼いからだ。 だから、漫画やアニメ、ゲームといった自分達にも理解のできる幼い文法に解釈してくれないと、理解できないし、見えないし、聞こえないのだ。 声優が作った気持ちの悪い猫なで声で喋ってくれないと世界を認識で
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