東日本、中日本、西日本の高速道路3社が、高速道路の改修計画を発表した。これにより2050年から予定していた高速道路の無料化は2065年からになるとしている。 発表した計画によると、全国の高速道路約9000キロの内、建て替えが必要なのは約240キロ、大規模な改修が必要なのは約1870キロ。改修費用は合計で約3兆円と見込んでおり、料金収入を充当する予定だ。 改修計画は、平成24年11月に「高速道路資産の長期保全及び更新のあり方に関する技術検討委員会」を設置、1月22日までに4回の委員会を開催して、今回の最終報告がなされている。ホームページでは議事概要なども公開しているが、実質上がってきたものを追認しているに等しく、言うなればアリバイ的に委員会を開催しているようなもので、甘い内容と言わざるをえない。 厚生労働省や総務省の発表によれば、日本の人口は平成に入ってから伸びが鈍化、約1億2800万人から