山瀬、J1復帰目指す京都移籍へ…川崎 川崎の元日本代表MF山瀬功治(31)が京都に移籍することが11日、濃厚となった。山瀬は2010年オフに横浜Mを戦力外となり、札幌、広島との争奪戦の末、2年契約で川崎に加入。今オフは契約延長オファーを受けていたが、J1復帰を目指す京都側と合意に達したもようだ。 期待の大きさがうかがえる条件だ。今季は負傷の影響などで出場17試合2得点にとどまったが、関係者によると、京都は30代選手としては異例の3年契約を提示した。 京都は大木体制2年目の今季、若手中心の布陣で3位。パスワークは国内随一だが、昇格プレーオフ準決勝で大分に0―4で大敗するなど勝負弱さがあった。ドリブル突破と強烈なミドルシュートが武器のベテランの“個”の力を4季ぶりJ1復帰の切り札にする。