官僚の長時間労働はいつになったら改善されるのか? 政府が「働き方改革」を国民に求める一方、その舞台裏では、与野党の攻防のために官僚が長時間労働を強いられ、「過労自殺」にまで追い込まれている。 10月9日、総務省のキャリア官僚だった男性(当時31歳)が2014年3月に自殺したのは、長時間労働が原因だとして、男性の両親が同省に公務災害の認定を求める申請をした。 東京都内で記者会見した川人博弁護士によると、男性は2014年に行われた消費税増税の対応などに忙殺され、2013年11月の残業時間は135時間に上り、うつ病を発症したという。 こうした現状から、報道でも度々「官僚の長時間労働」が取り上げられ、筆者も何度も取材を行い、記事にしてきた。 「霞が関で働きたい人はいなくなる」官僚の長時間労働は“機能不全”な国会のせい(Business Insider Japan) さらに、小泉進次郎衆議院議員ら自