画像説明, 第2次世界大戦でのソ連の対独勝利を祝う式典で、ソ連兵の写真を手にする女性(9日、ベルリン) かねて欧州各地で暮らしてきたロシア人のコミュニティーは、ウクライナでの戦争によって分断されてしまった。その対立が今月9日、ベルリンで表面化しそうになった。第2次世界大戦でソ連がナチス・ドイツを下した「戦勝記念日」の式典でのことだ。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナに仕掛けた全面的な侵略戦争を正当化するため、繰り返し繰り返し、1945年にいかにソ連がナチスのファシズムを打倒したか強調し、それを今の戦争になぞらえてきた。それだけに、ウクライナ戦争の開始から1年以上が過ぎた現在、ドイツ・ベルリンで、第2次世界大戦の話題は避けようもない。
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