「作詞家になるには、どうしたらいいですか?」 時々このようなご質問をいただく。 そんな時、私はとても困ってしまう。 私が作詞家になった経緯は、きっと誰の参考にもならない。 「作詞家」という職業がある事を知ったのですら、 私が歌詞を書いた曲がCDになって世に発売されてからであった。 19歳の時、私は池袋の焼き鳥屋でアルバイトをしていた。 今はもうあるか分からないけれど、池袋のメトロポ口リタン出口を出てすぐのビルに入っていた、チェーンの焼き鳥屋さん。 若いスタッフばかりで仲が良く活気溢れる店舗。 お客様も気さくな方が多くてとても働きやすいそのお店で、私は週に3,4日、夕方から終電までホールの仕事をしていた。 (以前noteで公開した「さかもっちゃんの話」を読んでいただいた方は疑問に思うかも知れませんが、あのバイトは土日の日中、こちらは平日の専門学校が終わってからの掛け持ちでした) その日もいつ
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