2018.01.10 20:30 「言い寄ること」とセクハラは違う。カトリーヌ・ドヌーヴらの書簡に対する疑問 カトリーヌ・ドヌーヴなどの女優やジャーナリスト、映画監督が、ルモンド紙で「#Metoo」運動を批判する書簡が話題になっている。#Metoo運動は昨年、ハリウッドの大物プロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインによるセクハラや性暴力をモデルや女優、従業員らが告発したことで再熱した運動だ。 ルモンド紙に掲載された書簡には、行き過ぎた#Metoo運動は「ピューリタニズム(潔癖主義)」であり、女性の自立を支援するものというよりは、男性を抹殺し、性の自由を妨害するものだという主張が書かれている。さらにレイプは犯罪であるが、男性が女性に言い寄ることは犯罪ではなく、女性の膝を触ったりキスをしようとしたことが告発されることで、男性が罰せられ、辞職や失職する事態になっているのはおかしくないか、と