浜岡原発事故の警鐘 「安心の観点から運転は認められない状況」と原子力安全委員が明言 地方安全委員会の討論を受けての申し入れ書 浜岡1号機と類似の配管を持つ14原発 東京電力や東北電力でも水素燃焼事故 2001年11月7日に中部電力浜岡原発1号機で、高圧注入系の緊急炉心冷却装置(ECCS)の作動試験中に、駆動のための蒸気をとおす配管が爆発、破断するという国内初の事故が起きました。 原発の大事故は、チェルノブイリのような核暴走事故とスリーマイルのような空焚き事故に分類できます。空焚き事故とは、冷却材である水が漏れることによって起こる事故ですから、多量の水が漏れる配管破断はあってはならない事故といえます。 これまで、推進派は、配管が破断する前には、ひび割れや減肉などの異常があり、その段階で検知できるとしてきました。たとえ検査で検知できなくても、かすかな漏れで分かるとして、Leak Before