CO2 CO2 CO2 3 2007 IPCC 4 AR4 66% 2 4.5 30 1 1,2 AR4 40 1 2 AR4 2 1 CO2 3 IPCC 5 1 CO2 AR4 2.1 4.4 CO2 [2 11 ]a [90% 2.1 8.9 ]b 21,000 [ 2.3 90% 1.4 2.8 ]c [ ] a: Stainforth et al.(2005), b: Forest et al.(2006), c: Schmittner et al.(2011) (Zickfeld et al., 2010) AR4 AR4 Knutti et al. 2008 6 7 CO2 CO2 Roe and Baker 2007 1 V10013 2011.4 2 Y11005 BET 2012.3 Tel. 04-7182-1181( ) E-mail : esrl-rr-ml@cr
IPCCが設立された当時「二酸化炭素を原因とする温暖化」の根拠となったのは、真鍋淑郎やジェームズ・ハンセンの論文でした。IPCCが設立される直前のアメリカ議会では、CO2濃度2倍で気温が2℃上がるという真鍋の説と、4℃上がるというハンセンの説から、3℃±1.5℃という報告をしており、IPCCもこれに準じました。 真鍋らの論文は、「鉛直一次元モデル」という、地球の表面が吸収するエネルギーと射出するエネルギーの釣り合いから表面温度を求める計算でした。これは、時間軸での変化を考慮しない計算です。 太陽高度が高くなり日射がもっとも強くなるのは正午ですが、気温が最高になるのは午後1時半頃です。これは、海が温まるのに時間がかかるので遅れるのです。季節変化も同様に夏至から一月半ぐらい経過したときが最高となります。当時の真鍋やハンセンの計算は、定常状態に達した場合、つまり濃度が増す温室効果ガスにより増大す
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