東京電力福島第一原子力発電所の事故による被ばくにより、疲労感や鼻血といった症状が福島県の多数の住民にあらわれているのではないかとのご不安や、災害廃棄物の広域処理に係るご不安、また、除染作業、効果等に関するご不安の声もいただきました。このような不安にこたえ、不当な風評被害が生じることを避けるとともに、福島県内に住んでおられる方々の心情に鑑みて、環境省としての見解を以下のようにお示しいたします。 国連(原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR(アンスケア)))が、これまでの知見に基づき公表した「2011年東日本大震災と津波に伴う原発事故による放射線のレベルと影響評価報告書」(平成26年4月2日公表)によれば、住民への健康影響について、「確定的影響は認められない」とされています。 東京電力福島第一原子力発電所の事故の放射線被ばくが原因で、住民に鼻血が多発しているとは考えられません。
<概要> 物流網が加速度的に発展した現代、土着害虫の未発生地域への拡大が容易になり、その地域の畜産業や農業に甚大な被害を与えている。環境保全の要求が強まるなか広域的害虫を駆除するためには、不妊虫放飼法または不妊化法などが注目を浴びている。根絶あるいは予防的防除としてかなりの実績を挙げている。実際の成功例としては、双翅目類のラセンウジバエ、ツェツェバエ、ミバエ類のチチュウカイミバエ、ウリミバエ、ミカンコミバエなどの根絶がある。 今でも、不妊化法(SIT)による害虫防除は、地域国際協力、国際原子力機関(IAEA)および国連食糧農業機関(FAO)などの協力のもとに、地域を拡大して実施されている。 <更新年月> 2004年01月 <本文> 1.不妊虫放飼法(SIT)の意義と問題点 安価で殺虫力のある農薬の開発によって世界の食糧は害虫から守られ、50億人の生命維持あるいは畜産業の発展をもたらした。し
平成28年6月1日 環境省総合環境政策局環境保健部 放射線健康管理担当参事官室 1.作成の趣旨 東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質による健康不安は、私たちが今後数十年にわたり向き合っていかなければならない問題であり、正確で時期に応じた情報提供が極めて重要です。このため、関係府省庁が一体となり、放射線の基礎知識と健康影響、事故の状況と放射能放出、環境モニタリングと汚染状況、食品中の放射能濃度、事故からの回復に向けた取組、除染の考え方、放射線被ばくと県民健康調査の結果について、有識者の方々に監修をいただき、国の統一的な基礎資料を作成しています。 環境省総合環境政策局環境保健部放射線健康管理担当参事官室では、平成24年に 現 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所に委託する形で、放射線の基礎知識、放射線による健康影響に関する科学的な知見や関係省庁の
1.1 放射能と放射線 放射線・放射能・放射性物質とは 冊子スタイル[PDF 1,593KB] スライドのみ[PDF 801KB] 放射線と放射性物質の違い 冊子スタイル[PDF 1,269KB] スライドのみ[PDF 459KB] 放射線と放射能の単位 冊子スタイル[PDF 1,440KB] スライドのみ[PDF 653KB] 被ばくの種類 冊子スタイル[PDF 1,302KB] スライドのみ[PDF 517KB] 1.2 放射性物質 原子の構造と周期律 冊子スタイル[PDF 1,398KB] スライドのみ[PDF 560KB] 原子核の安定・不安定 冊子スタイル[PDF 1,275KB] スライドのみ[PDF 491KB] 様々な原子核 冊子スタイル[PDF 1,236KB] スライドのみ[PDF 412KB] 自然由来・人工由来 冊子スタイル[PDF 1,395KB] スライドのみ[
全ての物質は、原子からできている。 ウランには核分裂しやすいウラン235と核分裂しにくいウラン238がある。 放射線にはさまざまな種類がある。 放射線を出す物質を「放射性物質」、物質が放射線を出す能力のことを「放射能」という。 放射線を表す単位には、「ベクレル」、「グレイ」、「シーベルト」がある。 原子と原子核 世の中には、およそ 110 種類ほどの元素があり、私たちの体や食べ物、空気、水、洋服、机など、身の回りのすべての物質は、原子の結びつき(組み合わせ)によって作られている。 原子の化学的性質は、陽子の数(原子番号)によって決定される。また、原子には、陽子の数が同じでも質量数(中性子の数)が異なる原子が存在する場合があり、これらを互いに同位体、または同位元素という。 核分裂によるエネルギー ウラン235やプルトニウム239の原子核に、外から中性子を当てて吸収させると、これらの原子核は不
<概要> 放射線に対して生体で最も防護すべき標的はDNAで、放射線はDNA主鎖切断や塩基への障害を起こす。鎖切断は一本鎖切断と二本鎖切断に分けられる。前者は正確に修復が可能であるが、後者は修正エラーや修正不能を起こし突然変異や細胞の死に結びつく。塩基への障害は直接に、あるいはDNAの誤修復などを介して、種々の突然変異をひき起こす。これは発ガンに関与したり、遺伝的影響に関係する。 DNAへの放射線作用は線質によって異なる。X線やγ線の様な低LET放射線では直接作用によるDNA鎖の切断と、間接作用による種々の塩基への傷害を起こす。また、中性子やα線などの高LET放射線による傷害のほとんどは直接作用が原因である。 しかしながら放射線による影響は、生体内の標的DNAが存在する環境(温度、酸素濃度、クロマチン構造)によって異なる。 <更新年月> 2004年08月 (本データは原則として更新対象外
放射線がどのようにグループ分けされているのか見てみましょう。 まず、放射線の中にはどんなものが含まれているのでしょうか。 「放射線」という言葉を広い意味で捉えると、 ・「高い運動エネルギー」を持つ粒子の流れ=「高速」の粒子の流れ ・電磁波 の二つが含まれています。 電磁波は、ラジオなどに利用される電波、赤外線、紫外線、可視光線、γ線(X線)などの「波」です。 しかし、普通私たちは電波や赤外線、可視光線のことを放射線とは言いません。 私たちが放射線に対して持っているイメージとしては、 「健康に害をもたらす力がある」 というのが一般的ではないでしょうか。 ここでいう「健康に害をもたらす力」とは、主に電離作用のことを指しています。 そこで「放射線」は、電離作用のない「非電離放射線」と電離作用のある「電離放射線」に分類できます。 今までに登場した、α線、β線、γ線、中性子線、電波、赤外線、可視光線
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