February 27, 201721:41 カテゴリ古物談議 陸軍クレオソート丸瓶 古物談義 ~大陸生まれの薬瓶~ 「クレオソート丸」,「関東陸軍倉庫」というエンボスの小瓶がある。高さ67mm,少し首が傾き細かい気泡を沢山含んだ飴色の瓶だ。同型のクレオソート丸の瓶は時折見かけるが「関東陸軍倉庫」というエンボス入りはかなり珍しい。 【クレオソート丸小瓶】 【「関東陸軍倉庫」】 クレオソートとはブナ属の原木を乾留して得られる木(もく)タールを精製した淡黄色透明の液体のことである。燻製のような臭いのある油状の液体で、止瀉薬(下痢止め)である正露丸の有効成分として知られている。 クレオソートの歴史は古く、紀元前には古代エジプトで木タール(クレオソートの原料)がミイラの保存に使用されていた。19世紀に入るとドイツの化学者 カールライヘンバッハがブナの木から木クレオソートを精製し、当初は化膿傷の治療
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