1.調査実施期間 平成20(2008)年9月17日(水)~9月19日(金) 2.調査場所 山口県文書館(山口県山口市後河原150-1) 山口県護国神社(山口県山口市大字宮野下1932) 桜山神社(山口県下関市上新地町2-6-22) 3.調査参加者 中山 郁(本センター講師) 中村 聡(本センターポスドク研究員) 戸浪 裕之(本センターポスドク研究員) 4.調査概要 当センターの研究事業「招魂と慰霊の系譜に関する基礎的研究」は、近代日本における戦没者の慰霊・追悼について、主に祭祀と、それが示す霊魂観の形成と変容に視座をおきながら、その歴史的展開をあと付けたうえで、日本における人神や英霊に対する祭祀を「招魂の系譜」として理解する枠組みを提示することを目的としている。そのためには、先ず、古代末期から現代に至る「人神祭祀」の流れをあとづける必要があるとともに、改めて近代神道における「英霊祭祀」を