7月28日、筑波山麓のつくばグランドホテルで、掲題の発表を見てきた。音情研の学会発表を見るのは2年ぶりだ。前回のレポートはこちら>第75回音楽情報科学研究会に行ってみた。ボカロ界を震撼させた、“ぼかりすショック”の直後だった。どの発表も「みっくみく」で「ニコニコ」、こんな学会があったんだなあ、と驚いたものだ。分野としては 情報処理学会/音楽情報科学/歌声情報処理 という階層になる。 今回の発表内容はこちら>IPSJ SIGMUS: 第86回音楽情報科学研究会 プログラム 発表会は三日間にわたる。私が参加したのは初日の「歌声情報処理最前線!」だけだが、それだけでも盛りだくさんで、魔法めいた実演をいろいろ見聞きできた。 レポートや動画のまとめ Sinsy(スライド)は歌詞と楽譜をMusicXML形式で渡すと合成音声で歌ってくれるシステムだ。VOCALOIDに似ているが、調整(いわゆる調教)は不