令和4年3月8日、岸田総理は、総理大臣官邸で第4回新しい資本主義実現会議を開催しました。 会議では、科学技術について議論が行われました。 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。 「第4回目の新しい資本主義実現会議を開催いたしました。本日は、科学技術をテーマにして、研究者の皆様に現状を御説明いただいた上で、委員の皆様に議論を行っていただきました。 科学技術は、社会的価値を追求する手段として、新しい資本主義実現の重要な柱です。近年の我が国は、個々の研究分野の間に垣根があり、研究内容も近視眼になりやすく、若い研究者の潜在能力をいかし切れていない、企業による具体的ニーズを念頭に置いていない、といった問題点が指摘されています。 官民の連携を深め、日本の将来を見据えて、創造的な研究を生み出す制度に変えていかなければなりません。特に潜在能力の高い若い研究者の卵の皆さんに対して、将来につなげる