パスワードなしでログインできてしまう「Mac」のバグがまた発見された。しかし、前回発見された同様のバグと異なり、今回のバグを悪用されても、コンピュータに少しいたずらされるだけで済みそうだ。 このバグが発見されたことで、Appleのソフトウェアの全体的な品質について、懸念の声が上がるのは避けられないだろうが、この脆弱性を悪用されても、コンピュータを完全に乗っ取られることはない。 2つのバグを比較してみよう。2017年11月、ユーザー名として「root」を使用すれば、誰でもパスワードなしでMacにログインできることが明らかになった。これは、コンピュータ内のデータを泥棒や詮索好きな友達、家族、同僚から守る最も基本的な防衛線を無力化する深刻な脆弱性だ。米国時間2018年1月8日、パスワードフィールドにどのような文字を入力しても、システム環境設定の「App Store」設定のロックを解除できることが
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