私はモテない、と思い込むより、私はモテると思い込んだほうが、コミュニケーションがスムーズになる。周囲のモテる女友達のふるまいから、小島慶子さんはそう気づいて――。 最近、自分はモテると思うことにした。女子アナなんていう激モテしそうな仕事をしていたので、見え透いた嫌味な謙遜かと思う人もいるかと思うけど、私は「仕切る、盛り上げる、笑わせる」という男の役割(と男性が主張している領域)にずかずか入り込んで、なんなら自分が一番を取ろうとするのですごく嫌がられるのだ。でもしょうがない、女子校でその役割をやっていたものだから、そこ以外に身の置き場がないんだよね。 というわけでまあ、ものの見事にモテない人生を送ってきて、告白されたのは高校生のときに一度きり。しかも今思えば賢くて結構ハンサムな小学校の仲良しだった元同級生からの意を決した告白の電話を、気が動転して「気持ち悪い」などと言って切ってしまった人生最

