鹿児島県沖を航行する原油タンカー「ボイジャー」=5月1日午後、マリントラフィックのサイトから(日時は世界標準時) 欧州連合(EU)や米国を含む5カ国から制裁を受けるロシア関連の原油タンカー「ボイジャー」が1日、ロシア産原油を積載して、愛媛県今治市の菊間港に向かっていることが分かった。中東産原油の調達が滞る中、ホルムズ海峡の封鎖後初のロシア産原油輸入になるとみられる。サハリン(樺太)の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」で生産されたもので、米国やEUによる制裁の例外となっている。 サハリン南端のプリゴロドノエで稼働した「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)プラント=2009年2月菊間港周辺にある太陽石油(東京都千代田区)の石油施設まで原油を運搬しているとみられる。ボイジャーは昨年6月にも、この石油施設へ原油を運搬した。

