CSRF脆弱性のあるフォームに犯罪予告を書き込んだとして人が逮捕されるニュースが流れた。ところが、どうもそのニュースにはきな臭いところがある。 というのも、その書きこまれたフォームには、CSRF脆弱性があるのだという。つまり、攻撃用のWebサイトを閲覧したものなら誰でも、犯罪予告の書き込みをおこなってしまう状況にあった。 もちろん、このブログを今読んでいるという事は、すでに攻撃が完了している可能性だってあるのだ。おっと、今ブラウザを閉じてももう遅い。確認のためには、ソースコードを読むべきである。 そのような脆弱性の存在するフォームへの書き込みをもとに逮捕するのは危険だ。無知によるものでなければ、邪悪な意図があるのだ。ただ、この場合は、無知によるものであろう。 さて、件の逮捕された被害者は、今、外部との連絡を遮断され、非人道的な方法で自白を迫られていることだろう。 犯行予告に使われたと思われ