自民党の小泉進次郎青年局長(31)が、生活の党の小沢一郎代表(70)を「過去の人」と切り捨てた。進次郎氏の父、小泉純一郎元首相(71)と小沢氏は、「角福戦争」の時代から宿敵同士だったが、世代は移り、進次郎氏は小沢氏を相手にしないつもりのようだ。 進次郎氏は4日、党内に今年夏の参院選岩手選挙区で、民主党に離党届を出した平野達男前復興相を支援する動きがあることについて、「反対だ。自民党は『民主党だったら(被災地の)復興が加速できない』と言ってきた。筋が通らない」と発言した。 さらに、平野氏支援の理由として、党内有力者から「小沢王国(岩手)を壊滅させるチャンス」との声が上がっていることにも、「倒そうとしなくても小沢氏はいずれ倒れる。『過去の人』をいつまでも見て戦ってても自民党は変わらない。もう戦う相手はそこにはいない」と訴えた。まるで、「小沢氏など眼中にない」といった口ぶりだ。 実際、小沢