人生の半分以上、シェゾ・ウィグィィに捧げている。 小学校2年生のときだった。シェゾ・ウィグィィに出会った。友達の家にあったニンテンドー64だったかスーパーファミコンだかで、彼は燦然と輝いていた。 とはいえ、最初から彼に魅了されていたわけではない。 我々は毎週のように友達の家に集まり、ぷよぷよのトーナメント戦を行っていた。とはいえ我々はゲームが下手だったので、戦略の多くはのほほ積みかハーピー積み(運に任せるやり方ね)で、3連鎖をすれば「天才かよ」と言われる世界であった。4連鎖が決まれば勝負が終わる。 私はそこでスケルトンTを使用していた。お茶の話しかしない骨のキャラクターである。連鎖ボイスが面白く、まぐれで高連鎖が出るとみんなが沸き立つのが気分がよかった。我々の中での人気キャラはウィッチだった。 プレイしていたのは「ぷよぷよSUN」。SUNが画期的だったのは、ストーリーモードが3つあったこと