東京五輪・パラリンピックのエンブレムを制作した佐野研二郎氏のデザインによるトートバッグにネット画像の無断使用が指摘されている問題で、佐野氏は8月14日、問題になったデザインは、佐野氏の管理のもと複数のデザイナーと共同で制作したもので、デザインの一部について第三者のデザインをトレースしていたことを確認したという。佐野氏はサポートのデザイナーから渡されたものがトレースしたものだったことについて「想像すらしていなかった」とし、「社内での連絡体制が上手く機能しておらず、私自身のプロとしての甘さ、スタッフ教育が不十分だった」として謝罪した。