Simon J. Braddy, Markus Poschmann, O. Erik Tetlie Giant claw reveals the largest ever arthropod Biology Letters DOI 10.1098/rsbl.2007.0491 ドイツのデボン紀初期の地層から、ウミサソリの46cmの「爪」の化石が発見され、Jaekelopterus rhenaniaeとして記載された(写真はこちら)。爪のサイズからはじき出された全長は約2.5mでこれまでに見つかっている最大のウミサソリよりも50cmは大きい。 これまで知られている最大の節足動物はアースロプレウラという巨大なヤスデの一種で、2mを超えたと考えられている。Jaekelopterus rhenaniaeの全長は一般的なアースロプレウラの見積もりを超えており(アースロプレウラは最大では3mになっ