カナダのカーリング代表のスキップ、ジェニファー・ジョーンズ(35)は、冷静沈着な判断力と、ブロンドの髪を振り乱して絶叫する闘志が持ち味。本職は弁護士だ。 カナダのウィニペグ生まれ。ジュニア時代から名プレーヤーとして知られ、1992年に初めてカナダのジュニアのチャンピオンに。2005、08、09年にはカナダチャンピオンとなり、バンクーバーには、チームの指令塔、スキップとして出場する。 カーリング選手には頭脳派が多いが、ジョーンズはマニトバ大で文学士、法学士を取得。大手投資会社ウエリングトン・ウエスト・キャピタル・ホールディングスの弁護人を務め、自身も法律事務所を経営している。選手としてはもちろん、弁護士として出張も多く、多忙な生活を送っている。 「弁護士としてやらなければならないことが多く、なんとか毎日やりくりしているという感じ。パソコンとブラックベリー(多機能携帯電話)を常に手放せな