はじめに この記事は『Picture perfect images with the modern img element』という記事を参考に画像最適化に関しての重要な観点をまとめたものです。 画像はWEBにおいても重要な役割を担っており、2021年時点で1つ以上の画像を含むWEBサイトは95.9%、faviconなども含めて1回でも画像取得のリクエストを送信するWEBサイトは99.9%であるという調査もあります。 さらには、LCP要素の約70%が画像であるという調査が出ています。 Largest Contentful Paint(LCP)は、Googleが提唱するCore Web Vitalsの1つで、ウェブページのパフォーマンスを測る指標です。詳しくは次の章で解説します。 つまり、WEBのパフォーマンスにおいて画像の最適化は重要な観点でありユーザ体験に直結することがわかります。 画像最
本連載は分散型マイクロブログ用ソフトウェアMisskeyの開発に関する紹介と、関連するWeb技術について解説を行っています。 ここ最近でMisskeyのユーザー数がさらに急激に増えています。そのため、運営者がより少ないコストでサーバーを維持できるよう、Misskeyのスケーラビリティ改善を急いでいます。 今回は、そういった最近のMisskeyのパフォーマンス改善の取り組みについて、検討中のものも含めて紹介したいと思います。 misskey.ioの登録ユーザー数の推移 Identicon生成の無効化オプション Identiconはユーザーが自身のアイコンを設定していないときに代わりに表示されるアイコンで、これはユーザーごとに異なるようになっています。 仕組みとしては、https://misskey.example.com/identicon/hogeにリクエストされた際に、hoge部分をシー
ML と自動推論を使用して、開発サイクルのあらゆる段階のコードセキュリティの脆弱性を検出、追跡、および修正する Amazon CodeGuru セキュリティは、機械学習 (ML) と自動推論を組み合わせた静的アプリケーションセキュリティ検査 (SAST) ツールです。コードの脆弱性を特定し、特定された脆弱性を修正する方法に関する推奨事項を提示し、終了するまで脆弱性のステータスを追跡します。 詳細はこちら » Amazon CodeGuru Profiler を使用することで、デベロッパーは、アプリケーションのランタイム動作の理解、コードの非効率性の特定と除去、パフォーマンス向上、コンピューティングコストの大幅な削減を実現できます。これにより、アプリケーションの最もコストのかかるコード行を特定することができます。
ウェブブラウザはネットワークから様々なリソースを集め、それらを処理して組み合わせてウェブページをレンダリングします。リソースが揃わないとレンダリングできないので、この一連の処理のどこかが遅れるとページの表示も遅くなります。レンダリングをすみやかに開始できるようにウェブブラウザはリソースの取得やその処理を最適化するための API を提供しています。本記事ではそれらを網羅的に紹介し、ウェブアプリの性能改善を図る上でどのようなブラウザ機能が使えるのかを知ってもらうことを目的としています。各機能の具体的な適用事例については他の記事に委ねます。 本記事の内容は記事公開時点での情報に基づいており、閲覧時点では既に古くなっている可能性があります。最新の正確な情報は一次情報源を参照してください。また特定のブラウザ実装について言及する場合は、断りがない限り Chrome を想定しています。誤りや補足、質問な
オジー WordPress歴8年 副業でデザイン/開発を受託→法人化 WordPressで会社HPをオリジナルテーマで作成 主軸はデザイン、たまにフロントエンドのコードも書きます 事業会社/受託会社 両方経験あり あまり知られていないですがimgタグにはsrcやalt以外にもdecodingという属性を設定することができます。こちらの属性はimgをどのように読み込むかを指定するもので、設定自体も簡単なので、ぜひ設定しておくことをおすすめいたします。 また、画像のデコードは、ブラウザのメインスレッドをブロックするため表示速度にも影響します。それを調整するためにもimgタグには設定しておきましょう。 imgタグの属性値とは 属性値とは、altやsrc、classなどオープンタグの中に書くことができるものです。 imgタグには下記属性値が設定できます。 src(必須) srcset sizes
【第26回Elasticsearch勉強会】Logstashとともに振り返る、やっちまった事例ごった煮Hibino Hisashi
SQLのパフォーマンス問題は、SQLそのものと同じぐらいの歴史がある―― ある人は、SQLはそもそも遅いものだとすら言うかもしれません。これは、SQLの歴史が始まった頃は正しかったかもしれませんが、今となっては全く 当てはまらないでしょう。にもかかわらず、SQLのパフォーマンス問題は今も一般的でよくあることです。どうしてそうなってしまうのでしょうか? SQL言語は、恐らく最も成功した第4世代言語(4GL)でしょう。その最大の利点は、「何を」と「どのように」 を分離できることです。SQL文は、どのようにそれを実行するかを記述せずに、単純に 何を必要としているかのみの記述になっています。以下のような例を考えてみましょう。 SELECT date_of_birth FROM employees WHERE last_name = 'WINAND'SQLのクエリは、データを要求する英語の文として読
2016 - 08 - 12 Dockerホストのパフォーマンスを引き出すTCPカーネルパラメータチューニング Docker Linux もう半年くらいフルDockerでmicroservicesなサービスを運用してるんですが、イマイチパフォーマンスを出し切れていないなという面がありまして、今回Dockerホストの TCP カーネル パラメータを抜本的に見直しました。 そしたら劇的に症状が改善して、 インスタンス 数も削減できた上に安定して メシウマ状態 になったので紹介します。実際効果があったのでチューニングポイントとしてはある程度正解であったと考えていますが、もちろん扱ってるアプリケーションの特性にもよるはずなので一つの ケーススタディ であることをご了承頂ければと。 前提 まずは今回のお話の前提を。こんな環境です。 EC2 c3.xlarge ホストは Ubuntu (EC2 Opt
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